2022年12月22日 (木)、福山市にある鞆の浦(とものうら)を舞台に、「スポーツを通してまちのユニバーサルデザインを考える」をテーマとしたイベントを開催しました。
ゲストには、Jリーグや日本代表チームでプロサッカーコーチ(GK)として活躍する藤原寿徳氏と、愛媛県今治市で岡田武史氏とともにサッカーを主軸にまちづくりに力をいれる碇知也氏(鞆の浦出身)、福山シティFCで選手として活躍する隅田航選手をお迎えしました。
本記事では、第1部の「ごちゃまぜスポーツ交流会」と、第2部の「トークセッション」の様子をお伝えします。
第1部 ごちゃまぜスポーツ交流会
1部は、放課後等デイサービス・さくらんぼに通う子どもたち、地域の小中学生、大人、高齢者、サッカー選手、コーチ。総勢40名でボール遊びやミニゲームをしました。
イベントは、走るのは禁止といった特別ルールを設けたり、雰囲気を見ながらレベル感の調整を適宜行ったりしながら進められ、1時間半終始大盛り上がりで終わりました。
駆けつけてくださったコーチの皆さんや隅田選手のおかげで、子どもも大人も元気になる素敵な時間を過ごすことができました。
(この日のために入念な準備をして下さったさくらんぼのスタッフの皆さん、会場を貸してくださった鞆の浦学園の皆さん、本当にありがとうございました。)
第2部 トークセッション
第2部は、藤原さん(FC東京)・碇さん(FC今治/鞆出身)・隅田選手(福山シティFC)・羽田さん(さくらホーム)によるトークセッション。
テーマは〝スポーツ×まちづくり〟
県外の事例や福山シティFCの活動、鞆の地域共生のまちづくりの話を通して、福山市の今後について話しあいました。
ご登壇頂いた4名のゲスト、協力して下さったAREA IN FUSHIMICHOの壇上さん、企画政策課の山本さん、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
まとめ
今回は、日頃からスポーツをテーマとしてまちづくりに取り組んでおられるプロスポーツ関係者を市外からお招きし、年齢や性別、障がいの有無などにかかわらず誰でも参加できるスポーツの可能性を共に探りました。
参加した方々からは、「これまでサッカーはよく分からなかったけど、こうして直接会って触れ合うことができてとても楽しかった。ぜひ試合の応援にも行ってみたい」「スポーツと福祉がコラボすることで、誰でも暮らしやすい・訪れやすい福山市になっていくと嬉しい」などの声が聞かれました。
会の終盤では、新たな企画が話題となるなど今後の動向からも目が離せません。
スポーツを一つの手段として、福山市が年齢や性別、障がいの有無などにかかわらず人と人がつながり支え合うまちになることを祈ります。
福山市地域おこし協力隊では、市内外の方が関わるきっかけを提供し、福山市の課題解決や活性化を目的に今後も活動を続けていきます。協力隊へのお問い合わせは、本サイトのお問い合わせか下記のSNSからお願いいたします。
【取材・文・写真=河村由実子】
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