2023年6月4日(日)、福山市のツネイシフィールドで開催された福山シティFCvs環太平洋大FCの試合のキックインセレモニーに、リハノワで繋がった車椅子ユーザーの方6名が登場しました。
本記事では、当日のイベントの様子について簡単にご紹介します。
イベントのきっかけ
リハノワは、福山市地域おこし協力隊である河村が運営しているリハビリメディアです。 リハビリテーションの継続が難しい人や、他の人がどんなことをしているのか知りたい人に向けて、日本全国のリハビリ施設や企業、リハビリに励む当事者、輝いているセラピストの声を取材記事にしてお届けしています。(サイトはこちら)
2022年12月に福山市で開催した、スポーツとまちづくりイベントをきっかけに、福山シティFCさんのみなさんと交流させていただくようになり、今回のコラボイベントが実現しました。
試合当日の様子
当日のセレモニーには、車椅子ユーザー6名が登場しました。車椅子ユーザーの方は、それぞれ手でボールを投げたり、掴まり立ちでキックしたり、両手に杖を持ってキックしたり、車椅子で手渡ししたり、皆さんそれぞれの方法でボールを選手や審判に渡しました。
この日のために、「立ってボールを蹴る」などの新しい目標を立て、リハビリに取り組まれた方もいました。キックインセレモニーへの登壇という貴重な機会を得たことが、新たな挑戦に繋がり、リハビリのモチベーションも上がったようです。
「目標がないとなかなか続けられないリハビリも、今回は目標が出来たことではりきって取り組むことが出来ました」と、登壇者の藤井佳奈さんよりコメントがありました。
選手が一生懸命ボールを追いかけて勝利に向けて闘う姿は、とても輝いていて、こちらがたくさんパワーをもらうほどです。チームも勝利し、終始大盛り上がりの一日でした。
福山シティFCの皆さま、登壇いただいた皆さま、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
これからも、みなさんの活躍を心から応援しております。
ちなみに夜は懇親会ということで、福山市や市街で活躍する医療介護福祉関係者および当事者の方々が30名程度集結しました。
福山から福祉を発信していこう!という、熱いメッセージが飛び交いました。
福山シティFCからは隅田選手が駆けつけてくださり、参加者の皆様にメッセージを下さいました。これからも、リハビリチャレンジデーなど、福祉コラボ企画が継続しておこなえることを願っております…!
福祉のまち・福山へ向けて大きな一歩が踏み出せた、そんな日になりました。
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